バンドマン伊藤さんの見た世界
ドラえもんのび太と銀河超特急

「ドラえもん のび太と銀河超特急」のもう一つのテーマ?廃れて作られを繰り返す未来とは?

「ドラえもん のび太と銀河超特急」のもう一つのテーマ?廃れて作られを繰り返す未来とは?

 

どうも。伊藤さんです。

 

さて、過去何回かにわたって適当に書きまくった

「ドラえもん のび太と銀河超特急」の記事ですが、

そろそろ書くことが底をつきそうなので、

今日でラストにします。

 

っというか、まだ書くことがあるのか!

ってほど長ったらしく書いてきましたが、

それほどまでに様々な要素が凝縮されているのが、

ドラえもんなのです。

そしてそれは見なければわからないので、

みなさんもぜひ本編を見てくださいね。

過去の記事はこちら。

 

「ドラえもん のび太と銀河超特急」で見る地域活性化!さびれた地域の活性化とは!?「ドラえもん のび太と銀河超特急」で見る地域活性化!さびれた地域の活性化とは!? どうも。伊藤さんです。 今日は...

 

そして、この記事には大きなネタバレを含みますので、

まだ見てない方で気にする方は僕のほかの記事でも見てお茶を濁してください!

 

映画ドラえもん のび太と銀河超特急【映画ドラえもん30周年記念・期間限定生産商品】 [DVD]

 

ドラえもんでみる技術の革新とは?

 

さて、前回の記事でとあるセリフにもう一つのテーマが隠されているのではないか、

といった意味深な文章を残しましたが、

それについて僕の思いをいつものようにぶつけたいと思います。

 

そのセリフは冒頭で、

ドラえもんがミステリートレインについて説明する場面で発せられたものです。

 

「ミステリートレインは、その昔は大事な交通手段であった。

しかしどこでもドアが発明されたことで、その役目を終えてからは、

観光用で運用されている列車なんだよ」

 

一言一句覚えているわけではありませんが、

言っていることはこんな感じのセリフです。

 

つまり、のび太たちがミステリーツアーでドリーマーズランドまで乗せたミステリートレインは、

その昔、星と星とを結ぶ一つの交通手段であったのです。

 

当時はおそらくメズラシウムの発掘が盛んな頃だったのではと推測されます。

星に仕事を求めて向かう人や、

発掘作業の合間に故郷の星に帰る人なんかを乗せて、

ミステリートレインは走っていたのでしょう。

 

しかしながら、どこでもドアという大発明があってからは、

交通手段としての役目が終わってしまったのです。

一瞬で目的地までいけるどこでもドアがあれば、

わざわざ列車に乗って銀河の果てなんて向かいませんよね。

 

新しい大発明により今までの技術が廃れるだけでなく、

交通という価値観もがなくなってしまう、

俗にいうパラダイムシフトがドラえもんの世界で起こっているのです。

 

当然、我々が暮らしている現代社会でも同様のことは大なり小なり頻繁に起きています。

昔は人に連絡を取ることも時間がかかっていた時代もありましたが、

今や手に持つスマホ一つですぐさま遠くの人と話せるようになったり、

交通に関しても海を渡り、空を飛ぶといった技術で様々な世界に行くことが可能になりました。

 

当然それは、ただ単純に便利な世の中になったと

手放しに喜ぶこともできる革新ではあるのですが……

 

例えば連絡手段だと、手紙をもらったときの暖かさや封を切る際のわくわく感といった価値であったり……

例えば交通手段だと、時間をかけて目的地に行くまでの道中で景色やその土地の空気を味わうといった楽しみ方であったり……

 

そういった手間や面倒くささの中にだけ存在する価値というものも、

旧技術と同時に失われていっているのだと思います。

 

このような“めんどくさい寄り道の価値”の尊さや大切さというものを、

気づかせてくれるのがドラえもんのセリフだと僕は思いました。

 

こんな短いセリフの中にそこまでの想いが込められているのか?

 

と思う方もいるかもしれませんが、

逆にそんな想いが込められていなければ、

本編の本筋に全く関係のない

”昔は交通手段として使われていた”

なんてセリフをドラえもんに言わせる意味がないと僕は考えます。

 

ミステリートレインの設定のような、

「使われなくなった技術の再利用」については、

前回記事で書きました「寂れた地域の活性化」と似たような要素をはらんでいるので、

おそらくそこも含めて本編のテーマにしているのではないかなと僕は感じました。

 

結局、使われなくなり捨てられるだけの古いモノも、

考え方ひとつで利用することが可能なんだよ、

っということを原作者である藤子・F・不二雄先生は語りたかったのではなかろうか……

 

そんな作品に仕上がっているのが

この「ドラえもん のび太と銀河超特急」という映画であると僕は思います。

 

ドラえもんが発することで説得力が増す!?

 

さて、ミステリートレインの設定を説明するセリフですが、

これをドラえもんが発するというのもまた粋な計らいだなーと思います。

 

皆さんご存じの通り、ドラえもんは人が作ったロボットです。

 

実はドラえもんは不良品であるという設定があるのです。

のび太の住んでいる時代では、高性能ロボットであることは間違いないのですが、

ドラえもんがもともといた22世紀では、

ドラえもんは不良品でありジャンク品として売りに出されていたのです。

 

22世紀では不良品扱いだったドラえもんが、

のび太の時代に来ることで一躍スーパーロボットに生まれ変わるわけです。

 

つまり、ドラえもんが発したセリフは、

そのままドラえもん自身にも当てはまっているので、

ドラえもんが言うことでより言葉の重みが出てきます。

 

当然、このまま技術が発展していけば、

ドラえもんもまた廃れる存在になっていくのでしょう。

おそらく見向きもされないようなロボットになって、

最終的には廃棄されるのかもしれません。

 

しかしながら、その時には旧型のロボットになっているであろうドラえもんと過ごした

のび太たちの思い出というのは

何事にもかえがたいただ一つの価値になっていくのではないでしょうか。

 

最先端のモノをもっていたとしても、

そういった価値を常に感じながら人生を過ごしてほしい、

そんなドラえもんのメッセージであると僕は考えます。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

ちなみに今回もほぼ本編のことには触れていませんでしたが、

本編をものすごく簡単にざっくりと流れを説明しますと、

 

ミステリートレインに乗ってドリーマーズランドにつく

なんか未知の生命体が突然ドリーマーズランドに襲い掛かってくる

のび太たちがなんやかんやで撃退し万々歳

 

というストーリーになっているので、

子供でも楽しむことのできる映画なのですが、

一つ一つのセリフに焦点をあわせると、

これだけ深い味わい方をできる映画になっているのです。

 

まぁ、おそらくここまで読んでいただいた方は薄々気づいているとは思うのですが、

ドラえもん映画の面白さというより、

僕の旧劇場版ドラえもんに対する異常なまでの愛が伝わったかと思います。

 

しかし、それほどまでに面白い作品に仕上がっているので、

ぜひ皆さんもお暇なときに見てくださいね。

 

僕みたいなあれこれ考えながら見なくても面白い映画なので、

お時間あるときに楽しんでください。

以上!

 

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ABOUT ME
伊藤さん
伊藤さん
新星ポップロックバンド「uNica」のキーボード担当。 日夜、メンバーのやる気を引き出すために奮闘中。

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