バンドマンイトーさんの見た世界
戯言

巨乳でしか浦安の魅力を知らない男

浦安にある魅力とは何か。

一駅隣は都内という立地か?下町エリア、新興住宅エリアといった色々な顔がある街並みか?それとも日本国内最大級のテーマパークか?

昔から浦安に住んでいる人間、新しく住み始める人間、観光でやってくる人間。人によってその土地の魅力は変わるだろう。

僕にとって浦安の魅力とは何か。それを考えた記事を過去に書いた。それがこれだ。

巨乳によって浦安市の魅力に気づいた男巨乳によって浦安市の魅力に気づいた男 千葉県浦安市。 日本に住んでいる人であれば一度は聞いたことのある地名であろう。 ...

実はこの記事、SPOTというお出かけメディアのサイトの記事コンテストに応募するために書いた記事だ。とはいえ、僕にとっての浦安の魅力をふんだんに盛り込んだ記事なので、浦安について死ぬほど知りたい人はぜひご覧いただきたい。恐らく市のホームページより浦安の魅力が書かれているだろう。

ところで、話は少し脱線する。

僕はこのブログを運営するにあたり、googleのサーチコンソールというサービスを利用している。このサービスによって、どのような検索ワードで自分のブログが見られているのかということを知ることができる。

例えば僕のブログでいうと、ヨルシカの歌詞考察記事だとか、パラドックス記事なんかが検索に引っかかって閲覧されることが多い。

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この、googleによる検索でブログが閲覧されるということは、ブロガーとしてとてもやる気が出る行為である。

googleの検索システムは、ある程度そのサイトが人に見られないと検索結果上位に入らないようになっている。ただ漠然と記事を書くだけでは、検索結果の上位に入らないため、検索されたとしても他の上位サイトに閲覧者をとられてしまうのだ。

なので、ブロガーたちはSEO対策などを施し、自分の記事を上位にさせることを考えながらサイトを構築していく。

当然僕もそれを考えながら記事を作っているため、検索結果の上位に自分のサイトが来たり、検索で自分の記事に人が入ってくると、糞尿をまき散らすほど喜ぶ。

 

そんな感じでいつものように自分のブログはどんな検索で表示されているのかを確認していたら、こんな結果が表示された。

「浦安 巨乳」という単語で検索されている。このワードの検索により、どのサイトが見られているかというと、冒頭に記載した浦安の魅力の記事だ。

なかなかに奇妙なワードで検索されている。浦安と巨乳の&検索により、いったい何を調べようとしているのだろう。僕は心が3歳児ぐらいの、本当に純粋な青年なのでこのワードで検索した人が、どういうサイトを目的として検索しているのかが想像できない。

浦安と巨乳でどんな情報を手に入れたいのだろうか。僕は考えた。

考えた結果「僕が書いた浦安の記事をピンポイントで読みたい人が検索をしている」というなんとも自分に都合のよい結論を導きだした。

僕もここまで色々な記事を書いた。浦安の記事はコンテストで最終選考まで残ったし、それなりに多くの人から見られているのだ。そのため「イトーさんの浦安の記事、浦安の素晴らしさがよくまとめられてておすすめだよ」とか、「本当にいい記事だった。青春が今目の前に繰り広げらている、そんな錯覚を起こすようなリアリティのある記事だったよ」みたいな口コミを聴いて、「お、そんなに面白なら読んでみようかな?」みたいな頭のおかしい方が僕の記事を見たいがために「浦安 巨乳」というピンポイントな単語で検索してくれているのだと思う。ようやく僕も有名になったのだと、自分の成長を実感した。

ふふん、僕もそれなりのブロガーに成長したのかもしれないな。このままスーパーブロガーになって六本木で阿部乃みくのAVを鑑賞できるかもしれない。

そう考えたら胸と股間が躍った。

だって、いままで僕の記事を読みたい人が検索によって入ってくるなんてほとんどなかったんだよ。ピンポイントで僕の記事を読みたいなんていう奇特な人がいなかったんだよ。だからこそ、この結果はとてもうれしかった。

いままでゴミみたいな記事しか生産していない僕の文章が、ようやく世間に認められた感触が確かにここにはあった。

検索により人々が僕のサイトに訪れるということはつまり検索結果の上位に僕のサイトが入っているということだ。その現実を確かめたかった。どのように検索結果で表示されているのか、それを見てひとりニヤニヤしたかった。検索結果は何物にも代えがたい心地よさを僕にもたらせてくれるのだ。

まぁ、こんなワードで検索する人なんてほぼいないから、恐らく僕の記事ぐらいしかでてこないだろう。逆に僕の記事しかでてこないのであれば、「浦安 巨乳」で検索する人は僕の記事目当てだといいきれるわけだ。

それを確かめるために僕はgoogleで検索をかけてみた。

 

 

結果

↓↓↓

 

 

 

 

おわかりいただけただろうか。

僕は3歳児並みに心が純粋すぎたので、「浦安の巨乳風俗を探す人」ということが頭に浮かんでこなかった。

つまり、浦安で巨乳ちゃんに奉仕されたい人が「浦安 巨乳」で検索し、その結果として僕の記事が上位に食い込んできていたのだ。まったくの予想外でありんす。

見事に巨乳デリヘルのサイトにはさまれている僕の記事。巨乳にはさまれるなんて、それはそれで嬉しいはずなのに、これは全然嬉しくない。っというか、「浦安 巨乳」で検索した人から言わせると、浦安の巨乳ちゃんを紹介する風俗サイトでもない僕の記事なんて、ゴミ同然なのだ。

恐らく、この結果で僕の記事をクリックする人は「お、浦安の風俗で巨乳ちゃんをご指名した人のレビュー記事かな?参考にのぞいてみよーっと」みたいな邪な気持ちでクリックしたに違いない。一見すると、僕の記事が巨乳風俗レビューにしかみえないのだ。

しかしながら書いてあるのはそんなものとはかけ離れている記事なので「なんだよこのクソ記事は!紛らわしいんだよ!いきりたったイチモツをどうすればいいんだ!」みたいなことにしかならない。他人の性欲の行き場をなくす記事を、僕はこの世に生み出してしまったのだ。僕が風俗に行く目的で検索をした結果、僕みたいな記事が出てきたら憤慨する。間違いない。

結局、ピンポイントで僕の記事を検索してくれていたわけではなく、性処理を目的とした人々が何かを期待して僕の記事をクリックしていただけなのだ。とてつもなく不名誉なクリックだなと思った。

結局僕は何も変わらないゴミみたいな記事を世の中に生成しているんだということを再確認できた。全く成長できていないことを再確認できた。それもまた一つのブログのあり様なのだと思い、僕は今後も誰の役にも立たない記事を作っていきたいと心に誓った。なんなら「浦安 巨乳」というワードで検索した結果、僕の記事しかでてこないという嫌がらせをするために、本記事を書いているといっても過言ではない。

僕自身がそんな考えをもつ最低のブロガーであることがわかっただけ少しは成長したのかもしれない。

ABOUT ME
イトーさん
とあるバンドのキーボード担当。 でも音楽は全くしていない。そんなバンドマン。

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