友達の定義とは?小さいころにほかの子をお友達と呼ぶ行為は果たしてよいのだろうか。
どうも。伊藤さんです。
最近なぜか友達ってなんだろうってことをよく考えます。
中高生にありがちな、
この人は僕にとって友達なのだろうか?
友達ってなんだろう?
親友はなんだろう?
とかいうそんな中二的な考えではなくて、
もう少し視点を変えて考えていきたいなと思います。
ふととあることを思い出したから書き出しているだけで、
いつものごとく学術的な根拠とかそういうことは全くないのであしからず。
友達の定義とは?
今回、僕がこのテーマを選んだことには理由があります。
っというのも、
唐突に小学生時代の親とのやり取りを思い出しましたのが要因です。
その日、小学生だった僕は親と夕飯の買い物に行っていました。
「今夜のおかずは何がいい?」
「ステーキ!」
「ステーキ以外で」
「ハンバーグ!」
「ハンバーグ以外で」
「……じゃあなんでもいい」
「なんでもいいが一番困るんだよねー」
そんな理不尽な会話を親としながら僕たちはスーパーを徘徊していました。
すると目の前から田村君が歩いてきました。
田村君とは同じクラスですが、あまり話ことも遊んだこともありませんでした。
普段あまり話さないから気づかずにやり過ごそうかとも思いましたけど、
向こうも僕に気づいてしまったがために、すれ違いざま軽く挨拶をしました。
「おっすー」
田村君も僕にあわせて「ういっす」と返事をくれました。
ここまでは同じクラスメイトとしてよくある行為だと思います。
その後、母親が言いました。
「今の子、友達?」
僕は答えに窮しました。
前述のように確かにクラスメイトではあるのですが、
遊んだこともなく、関わりをあまり持っていなかったからです。
僕の中での友達というものは、
一緒に放課後を過ごしたり、
休み時間には外に遊びにいく、
つまり一緒にいて楽しい存在のことを友達だと思っています。
それでいくと田村君は友達ではないという結論に至るのですが……
母親からの質問に対して「友達ではない」と答えるのも、
いささかたんぱくではないかと思い、
答えに窮してしまったわけです。
結果、それほど語彙力を持っていない僕は母親に質問に対し、
「友達だよ」
と答えたのですが、
母親からは、
「ふーん。どんな子なの?」
っと追い打ちをかけられてしまいます。
知るわけがありません。
自分がたんぱくだと思われないためについた嘘があらぬ方向に行ってしまいました。
僕は必死に田村君のいいところを考えます。
しかし出てきません。
当たり前です、ほとんど話したこともないのだから。
苦し紛れに僕は、
「……足し算ができるよ」
注:小二です。
っと、いささか相手を小ばかにした回答をしてしまいました。
嘘をつくことにより更なる嘘をついてしまう。
典型的な追い詰められ方をしてしまいました。
この後も母親の「え?それいいとこなの?」とか
質問攻めを受けてしまうのですが今回のテーマからそれるので割愛します。
さて、話をもとに戻しまして、
そもそもクラスメイトをすべて友達だと思わなければいけないのかと、
そこで初めて疑問に思いました。
同学年の生徒とはすべて友達でなければいけないのか、
それは大人のエゴではないかと。
もちろん先ほどの会話でそこまで深いところまで考えていたかというとそれは違うと思います。
母親から放たれた「友達?」という言葉も、
自分の息子と話している知らない子=友達と思っても致し方ないことですし、
それ以外のきき方はないと思います。
でも僕はその言葉が幼い心ながらに引っかかってしまったのです。
そしてこの疑問への答えがこの年になってようやくわかりましたので、
次回以降に続かせていただきたいと思います。
ではでは。
【次回はこちら】
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