お兄ちゃん(お姉ちゃん)だから我慢しなさいは悪影響!?年上のやるべき行動とは!?
どうも。伊藤さんです。
久しぶりの更新です。
決してブログに書くネタがなかったわけではないですよ?
ドラえもん映画を書き終わったことで
力が抜けたわけでもないですよ?
ただなんとなく……
だるかったのです!!
夏バテってやつです!
しかしながら、今日はほんの少しだけまじめな話をば……
タイトルの通りのことを適当につらつら書きなぐっていきます。
年上だから我慢しなければいけないの?
「お兄ちゃんだから我慢しなさい!」
「お姉ちゃんだから我慢しなさい!」
そんなことを小さいときに言われた人は多いのではないでしょうか。
弟、妹がいる長男長女は兄弟げんかのたびに言われたのではないでしょうか。
かくいう僕にも弟が一人います。
そして御多分に漏れず兄弟げんかを行っては、
親から「お兄ちゃんだから我慢しなさい」という辛辣な言葉を言われ続けました。
一見ごもっともに見えるこの言葉。
弟、妹よりも年上なのだから世の中のことも知っていれば、知識や経験だって豊富です。
当然、自分より年下の兄弟よりも精神面が成熟しています。
そのため、我慢を行える理性だとか精神が備わっているわけだから、
必然的に我慢をせざるを得ない立場で常日頃あるわけです。
しかしながら、昔から僕はこのセリフに違和感を覚えていました。
それは、ただ単純に自分が年上であるがゆえに半ば強制的に
我慢をしなければいけないという理不尽な事柄に納得ができないという、
子供心ながら覚える小さな反骨精神もわずかながらに持ち合わせていることが、
少なからず違和感の原因の一端を担っていることは火を見るよりも明らかです。
しかし、この違和感はそんな単純なことだけではすべてを説明できませんでした。
そこで、大人になった僕の脳みそで考えました。
この違和感の正体はなんなのだろうと。
それを解明していくのが今回の記事です。
いつもより難しいこと言ってね?
っと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
安心してください。
最終的にはいつもの伊藤さんのぶろぐで終わらせる予定です!
第一のポイント
まず第一にこのセリフの発言者の意図が、
目的のそれとはずれていることがあげられると思います。
このセリフはよく親が言います。
このセリフを使う状況は、
たいていの場合は兄弟喧嘩が行われている時であろうと考えます。
あるいは、どちらかが折れなければいけないような状況だと思います。
例えば一つしかないおもちゃを兄弟で取り合っているとしましょう。
取り合いという、力が支配する問題が起きたときは、
当然、生物学的にも年上である兄(姉)のほうが断然有利です。
そのため、そのまま何もせずにただ流れに乗った場合は、
たいてい年上が勝ち、年下は悔し涙をのむことになります。
しかし、ここに親が介入したならば、
力の差というもので相手を黙らせる兄に対して、
思いやりや譲り合う心を持てと言わんばかりに
例のセリフを吐くと思います。
「お兄ちゃんなんだから弟に譲ってあげなさい」
子供の精神面を鍛えなければならない親の責務から考えると、
ものすごく妥当なセリフだと思います。
一見は。
しかしながら、このセリフは多用すると、
「兄弟喧嘩という面倒くさい状況を一気に解決するために、
要求をのんでくれやすい年上に我慢させよう」
あるいは
「とにかく一度は親の役割のようなことをとりあえずしておこう」
という卑しい考えがどうしても見え隠れしてしまいます。
子供の面倒を見るということは非常に大変なことです。
そんな大変な状況にいるのだから、
これ以上面倒ごとを起こしてくれるなよ、なるべく起こらないようにしてくれよ。
普段は表に出せない親ではなく人間としての感情とともに、
このセリフが出ているのではないかと僕は考えます。
つまり本来は、年上の精神向上を目指すことと、
年下の、ただ絶対的な力の差に服従するしかないという
理不尽な状況を回避するために使用されるセリフのはずが、
親が子供の対応を半ば投げやりに解決させるためのとりあえずのセリフになっていると、
僕は考えます。
これでは、解決の考えを放棄しているのだから、
子供だけではなく、親の成長にもなりません。
そんな親のどす黒い思いが混じっているからこそ、
「お兄ちゃんだから我慢しなさい」というセリフには、
変な違和感が混じってしまうのではないかと僕は思うのです。
だいたいですね、このセリフを言われない子供は、
いわれる前に年下に譲っているほどに精神が成長しているわけです。
つまりこのセリフを言われるということは、
まだまだ精神的にも成長がみられない、
くそみたいなお兄ちゃんお姉ちゃんなわけです。
当然、そんなくそみたいなお兄ちゃんお姉ちゃんなのだから、
このセリフを言われたところで、本来は聞く耳ももたないはずなのです。
しかし、親という、これまた小さな子供の立場では抗えない絶対的な存在から
いわれることで、理不尽に思いつつも従わなければいけないわけです。
これってつまり、兄姉という絶対的な力を振りかざして弟妹を服従させるというやり方を、
そっくりそのまま親と長男長女という立場で行っているに過ぎないのではないかと思います。
これでは、悔し涙を流す人が、
弟妹から兄姉に代わっているだけで、
根本の解決にはまるでなっていないのです。
こんな感じで「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」を使っていれば、
いずれお兄ちゃんのほうお精神衛生が保たれなくなってしまいます。
これが違和感の一つ目の正体だと僕は考えます。
本来は両者を納得させるセリフなのですが、
本質からかなり湾曲することによって、
ただただ理不尽なセリフに成り下がってしまっているのです。
このセリフは上記のように諸刃の剣なので、
子供を二人以上持つ親御さんは弟妹だけではなく、
兄姉も気遣いながら使用することを心掛けていくべきだと僕は思いますので、
ぜひ皆さんも注意してくださいね。
つづきます
さて、違和感のポイントその1は使用者側に問題があるということでした。
ポイント2に入ろうかと思いますが、
それはまた次回の記事でつらつら書いていきたいと思います。
結局まだまじめな話でしかありませんが、
そのうちいつもの伊藤さんのぶろぐに戻ることを信じてついてきてください。
以上。
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