サンタさんはいるのか、いないのか?子供に対するサンタに関する注意点!
どうも。伊藤さんです。
さて、みなさん。
今年のクリスマスはいかがお過ごしでしたでしょうか。
家族で心温まるハートフルなクリスマスを過ごした方。
恋人と体と体のぶつかり合うハートフルなクリスマスを過ごした方。
一人で血の涙を流しながら鍋をつつくハートフルなクリスマスを過ごした方。
クリスマスの過ごし方は人それぞれだと思います。
しかしながら、そんなみんなに対して差をつけることなく訪れてくれるのが、
みなさんご存じのサンタさんです(設定上は)
特に子供がいるママさんパパさんからすると、
毎年出費を気にしながら、
サンタの存在を説くべく、
夜にプレゼントを枕元に置くなどといった
涙ぐましい努力をしているのではないでしょうか。
かくいう僕のところにも子供のころはサンタさんがやってきていました。
当然のことながら、僕もご多分に漏れず
サンタの存在を信じていたわけですが、
少なからず僕の記憶の中、
おそらく4歳ぐらいだと思うのですが、
その年齢のころには信じていた記憶があります。
しかしながら、
僕の記憶上、サンタの存在を意識した最初のクリスマス、
僕にとってはサンタのことが信じれられなくなる出来事か
おこってしまうのでした。
ただプレゼントをあげればいいということではない!?
僕もご多分にもれずサンタを信じていた口の少年です。
当初、通っていた保育園で先生がいいます。
「みんなのところにはサンタさんがくるかなー?」
「サンタさんはみんなにプレゼントを運んでくれるんだよ」
「そりをひいたトナカイが世界中の子供たちにプレゼントをわたしてまわっている」
「煙突から入る」
そんな情報を先生方は与えてくれました。
大人になった今ならなんて無茶苦茶な設定をしているんだと思います。
空を飛ぶ能力を有しているのはトナカイなのかそりなのかサンタなのか。
全世界の子供たちに一夜でプレゼントを渡せるのか。
そもそも煙突がない。
僕が小学生の時分にデジモンにはまっていたのですが、
そのころはよくオリジナルの設定をもたせたモンスターを空想しておりました。
おそらくサンタもどっかの空想好きであり子供好きでもあるおっさんが考えたんだろうと思います。
深夜に煙突から子供部屋まで
侵入しプレゼントを置いていく。
これは暗に深夜に不法侵入する小児性愛者が性犯罪を犯し、
プレゼント=子だねをまき散らす、
ペドフィリアの陰謀であることが今ならわかります。
しかし、当時の僕はサンタはプレゼントをくれるいいやつだと思っておりました。
さらに先生はこんなことを僕に教えてくれました。
「小さな箱に、自分の欲しいものを書いた紙を入れておけば、
それをみたサンタさんはその好きなものをくれるんだよ」
僕は心の底からサンタっていいやつだなと思いました。
プレゼントをくれるとはいっているものの、
全くいらないものをもらってもうれしくもなんともありません。
しかしサンタはなんでも好きなものをくれるらしい。
まじいいやつ。
それを聞いてから、僕はクリスマスを待ちどおしにしました。
僕の親は
「サンタはいい子にしてる子供にしかプレゼントをくれる」
とかなんとか調子のいいことを言っていましたが、
当時の僕は振込詐欺に引っかかるおばあさんのごとく、
その言葉を信じきり、
すごくいい子に過ごした記憶があります。
しかしここで大変なことに僕は気づきます。
僕は字が書けません。
これではサンタさんに僕の欲しいものを伝えられません。
僕はすでにほしいものが決まっていました。
当時、ドラえもんを見るときにCMで流れていたおもちゃなのですが、
グラグラする縦長のかわいらしい緑の芋虫のキャラクターの手に、
ボールを乗せていくバランスゲームがあったのですが、
それがかなり異様な姿で不敵な笑みを浮かべたファンシーな芋虫が妙に頭にこびりついていました。
これが欲しい。僕はそう思いました。
ちなみに、みなさんにどんなおもちゃかを明確に表すために、
画像を拾ってこようと「芋虫 おもちゃ」とかで
ネット検索してもリアル芋虫やリアル昆虫のおもちゃしか出てこないので挫折しました。
ふざけんなグーグル。
話を戻しまして、
いまこそその謎めくおもちゃを手に入れるチャンスだったのです。
しかしながら僕は商品名もしらなければ字も書けません。
これだとサンタに欲しいものを伝えられません。
そこで考えた僕はひらめきました。
新聞についてくるおもちゃのチラシに載っているかもしれない、と。
そして探してみると見事に僕の欲しいファンシー芋虫がありました。
さっそくチラシを切り抜き、
切り抜いたファンシー芋虫を小さな箱にしまい込みます。
これならサンタもわかるだろう。
そう思い、僕は翌日目が覚めるのを楽しみに床につきました。
そして次の日。
僕の枕元には見事にプレゼントの箱があります。
いい子にしたかいがあったってもんですよ。
僕ははやる気持ちを抑えて顔も洗わずにプレゼントの箱を開けました。
ファンシー芋虫よ、いま遊んでやるからな。
…………
デデン!!!
違う!!!
これじゃない!!!
百歩譲ってバランスゲームというカテゴリーはあっている。
あっている、が。
これじゃない。
サンタは最後の最後で凡ミスをやらかしました。
僕の欲しいものをせっかく枕元に置いたのにも限らず痛恨のミスです。
単純においていくおもちゃを間違えたのか……
あるいは僕のファンシー芋虫は人気すぎて、
僕の前にプレゼントを運んだ子供たちにばらまき、
僕の番になったときには売り切れだったのかもしれない。
僕の希望品をみて、手元にファンシー芋虫がなく焦るサンタ。
そして出した答えがまさかのぐらぐらだったのでしょう。
「これなら似てるし大差ないだろう」
そんな結論を出しておいていったに違いない。
大差しかないよ!!!
こうして僕の中には、
サンタはいるが信用できないボケ老人という結論が導きだされるのであった。
こうして幼い少年からサンタを信じる心が失われるのでした。
ちなみにぐらぐらはぐらぐらで楽しかったです。
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