ディズニーアニメ「ダンボ」の名シーンをご紹介!
どうも。伊藤さんです。
さて、前回に引き続き今回も
ディズニーアニメの「ダンボ」について書いていきたいと思います。
前回はこちら
ちなみに実写映画版には全く触れませんので、
実写版についてお調べの方はこの機会にアニメ版も見てみることを
おすすめします。
あと本記事はネタバレを多分に含んでおりますので、
そういうのがダメな人はまず本編をみてから、
本記事を見ていただければと思います。
親子の愛情が感じられる名シーンをご紹介!
さて、前回の記事で主人公であり生まれたてほやほあの赤ちゃん象「ダンボ」と
その母親の「ジャンボ」について軽く触れました。
わが子に対してたっぷりの愛情を注ぐジャンボ、
それにこたえるように母親べったりのダンボ。
この2匹の象さんの親子の絆が感じられる、
個人的な名シーンをご紹介したいと思います。
1.ダンボの沐浴シーン
沐浴って言いましたけど、水遊びのような感じです。
ダンボを桶にぶち込んで、ジャンボが鼻を器用に使い、
ダンボの体を洗う場面となっております。
ダンボは桶にいれられた水を使って
泳いだり、水をバシャバシャとはねらせたりして
遊んだりするのですが……
このシーンの何がいいって、
本編通してジャンボとダンボが仲睦まじく遊んでいるのが、
このシーンしかないことなんですよね。
1時間という尺の中ですので、
ストーリーもめまぐるしく進むのですが、
このシーンだけでジャンボとダンボがいかに絆が深いかが見て取れます。
それほどダンボは楽しく風呂に入っていますし、
ジャンボはそんなわが子を温かい目で見ながら世話をするのです。
全編通してこのシーンは心を最もホッとさせるシーンなので、
みなさんも画面にかじりつきながら見てくださいね。
2.ジャンボがぶちぎれるシーン
さて、前回記事でも書きましたが、
ダンボは耳が大きいためにまわりの象や人間にいじめられてしまいます。
サーカス団に所属している二頭は、
新しい街で興行するにあたり、
ライオンやトラといった他の動物と一緒に
お客さんの前でお披露目会が行われます。
その中で、ダンボが客のクソガキどもにいじめられてしまうのです。
最初はいじめられていると気づかない健気なダンボなのですが、
いじめられていることに気づいたジャンボが、
その大きな体で我が子を隠します。
しかしながらクソガキはしつこく、
ジャンボの耳を引っ張ったりと、物理的な嫌がらせにエスカレートします。
その瞬間ジャンボがぶちぎれてバーサーカーモードに突入します。
手始めにいじめっこの尻を長い鼻でぶちたたき、
客をパニックに陥れます。
その後、サーカスの調教師らが、
ジャンボを必死になだめようとするのですが、
ジャンボの怒りは鎮まりません。
いたすら暴れるジャンボの傍にダンボを置いておくことは危険と察知して、
スタッフがダンボを避難させるのですが、
連れていかれるわが子を取り返そうと、
象さんの、
大きな鼻を、
いきり立たせながら、
暴れまくってしまいます。
結局ジャンボはこのせいで、
危険な象として檻に隔離されてしまうことになってしまいました。
ジャンボはダンボのことを想って、
ここまで体をはれる親なのです。
大切なわが子を傷つけるやつから、
身を挺して守る。
母親の鑑だと思います。
実際の親でここまで自分の子を守ることにシフトできる人って、
あまりいないのではないのでしょうか。
いえ、頭ではわかっていると思いますし、
そういったことがあったら守ると思っていることは想像できますが、
いざ自分の子供を守るために行動するときって、
”守らないと”という考えとは裏腹に、
世間体だとか自分の身の保全も頭によぎると思うんですよ。
いざ子供を守らなければいけない状況になったら
二の足を踏んだりする親も多いと思います。
もちろん、それが悪いことだとは思いません。
後先考えずに子供のことを守っても、
”その後”の処理がありますからね。
実際ジャンボはこの騒動のせいで、
子供を一人ぼっちにしてしまうのですから。
後先考えずに行動することも愚かなことだとは思います。
しかし……
象ですから!
後のことなんか考えずに
パオーンとやってしまうのはしょうがない!
このシーンはとにかくダンボがジャンボにとって、
いかに大切な存在かを表すためのものなので、
これぐらいやっていいと思いますし、
ダンボの悲哀っぷりもすごく伝わる構成になっており、
後に続く名シーンにもつながるので映画としてはばっちりだと思います。
そんなシーンにしあがっているので、
ぜひご覧いただければと思います。
3.ダンボとジャンボの再会シーン
さて、ジャンボぶちぎれにより、
ジャンボは隔離され、ダンボは独りぼっちになってしまいました。
他の象もいるにはいるんですが、
その大きな耳と、
問題を起こしたジャンボの子供ということで、
仲間外れにされてしまいます。
そんなこんなで一人で寂しいダンボに、
ディズニー映画ではおなじみのサブキャラである、
ネズミのティモシーが登場します。
こいつがべらぼうにいいやつなんですけど、
ティモシーについては次回記事にでも書きます。
さて、このティモシーに、母親に会いに行くことを提案されるダンボ。
もちろん二つ返事でOKをだし、
ジャンボが隔離されている檻に向かいます。
ジャンボが隔離されている檻は、
小さな隙間しかなく、
さらにジャンボは鎖でつながれてしまっているため、
ジャンボ、ダンボともにお互いを視界にいれることはできません。
そんな中で、まだ小さい鼻を使い、
隙間からジャンボに会いに来たことをアピールするダンボ。
それに気づき、
憤りを発散し、
すっかりしなびた長い鼻をつかって、
愛する子を愛撫するジャンボ。
このシーンがべらぼうにいいんですよ。
個人的に本作品のベストシーンだと思います。
ジャンボは長い鼻でダンボを抱え、
ゆりかごのようにゆらゆらと動かし、
子供の温もりを感じます。
ダンボはダンボで、
そんな母親の愛情をたっぷりと受け、
母親に縋り付きます。
このシーンで子守唄のようなものも挿入されているのですが、
このうたも相まって、
大部分の人は号泣必至なのではないでしょうか。
お互いの愛情を再確認するシーンなので、
皆さんもぜひ涙腺崩壊させてくださいね。
ちなみにこのシーンがYOUTUBEにありましたので、
はっておきますが、
おそらく本編を初めからみないと感動を味わえないと思いますので、
やはり一から見ていただいたほうがいいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これらのシーンで親と子の絆を再確認できると僕は思います。
ちなみにダンボは生まれたてほやほやなので、
言葉を話せない(他の象は話せる)のですが、
表情が豊かに表現されている、
というか言葉を話せないことも相まって、
表情だけの感情表現がものすごく完成されていると思います。
上記の沐浴シーンだとか、
母親と離れ離れになって涙するシーンだとか、
再会シーンだとか、
どのシーンをみても本当に楽しそう、悲しそうに表現されているので、
さすがはディズニーアニメだなーっと思いました。
さて、親子の絆はここまでで、
次回はサブキャラのティモシーにスポットをあてて
書いていきたいと思います。
続きます
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